原状回復

原状回復=入居前と同じ状態へ戻す

原状回復費用の意味と注意点

入居者には退去する際、部屋を元の状態に修復する義務があります。
(原状回復義務、民法616条による同法597条1項・598条の準用)。
そのための修復、修繕費用を原状回復費用と言います。
原状回復義務とは、故意や過失により傷、または破損したものを元通りに修復する義務であり、入居時と全く同じ状態に戻す義務があるということではありません。
自然磨耗による汚れや老朽化は原状回復義務にあたりません。
とは言っても何処から何処までが貸主負担、借主負担で揉めるケースはよく耳にします。

一番大切なのは、契約時には前もって、住居中や退去時における原状回復費用の負担について納得のいく説明を受け、双方納得した上で契約をすることです。
原状回復については、賃貸借契約書に特約を設けて別途規定している場合もあり、特に重要な内容が明記してあるのでしっかりと確認しましょう。

しっかりと義務を果たし、お互いのトラブルを避けましょう。
実際に当社がお客様から依頼、御相談を受けた最も多いケース

●フローリング床に愛犬がおしっこをしてしまった。その為フローリング床が黒く変色してしまった。

知り合いの不動産屋に問い合わせて聞いたところ張り替えたらかなりの費用がかかると言われた。
家を売りたいのでこのままには出来ないがあまり費用はかけたくない・・・そこで不動産屋さん経由で当社に依頼が来ました。

原状回復

●浴室内で滑った際にFRP浴槽の1部にひびが入った・・・翌日大家さんに相談した所リフォームした場合60万掛かると言われた。

※リフォームでしか直す手段を知らなかった為この様なケースになりました。決して悪意はありません。
それはさすがに困る為当社サイトを見つけられ依頼を受けた。FRPひび割れ個所をリペア(ライニング処理)後浴槽を塗装そして実際かかった費用は10万未満でした。

これらに似たケースの依頼は非常に多いです。

原状回復

賃貸住宅紛争防止条例(東京都)

退去時には原状回復が必要となります。借主に義務として課されている「原状回復」とは、退去の際に、借主の故意・過失や通常の使用方法に反する使用など、借主の責任によって生じた住宅の損耗やキズ等を復旧すること
です。その復旧費用は、借主が負担するのが原則です。
経年変化及び通常の使用による損耗・キズ等の復旧については、貸主が行うのが原則です。その復旧費用は貸主の負担です。
貸主と借主の合意により、上記の原則と異なる特約を定めることができます。ただし、通常の原状回復義務を超えた負担を借主に課す特約は、すべて認められる訳ではなく、内容によっては無効とされることがあります。

賃貸住宅トラブル防止ガイドライン(東京都)

ペットによるひっかき傷もお任せ下さい。

ペット同居での退去時のトラブル

ペットを飼っていて困ってしまう問題の1つは退去時の精算ではないでしょうか?
例え契約上、ペット同居が可能の場合でも退去の際にはそれなりの原状回復が必要ではないでしょうか。
退去時の原状回復というのは通常の場合にも言えます。
ペット同居の場合は明らかに通常の場合よりも原状回復に費用が掛る事が多いので、退去時になおさら問題になるわけです。

ペット同居可能物件には次のようなタイプがあります。
(1) 建築時からペット同居を目的に作られた物件。(ペット共生型などと呼ばれています。まだまだ少ないです。)
(2) 入居者の希望で、オーナーさん・不動産業者さん協議の上、建物の新旧問わず、途中から同居可能になった物件。
(3) 建物が古くなって入居者が付かなくなったので、オーナーさん・不動産業者さん協議の上、仕方なく同居可能になった物件。
(4) ペット禁止にも関わらず入居者が勝手に飼い始めたが、黙認されている物件。

原状回復